本日の六地蔵

境内のお地蔵様、今シーズンはカラフルでポップな涎掛けをお召しです。
お檀家さんにいただいた「ハワイアンキルト」のお手製涎掛け。

向かって左側から、ご紹介させて頂きます。

宝泉寺の六地蔵の中でいちばんにっこりされているお地蔵さまです。その表情にお似合いの、元気なオレンジ色担当。図柄のハイビスカスのオレンジとマッチしたデザインです。

またハイビスカスは仏桑花(ブッソウゲ)という名前もあるようです。仏教と関係あるのかどうか、詳しくは住職にお尋ねください。

水色担当のお地蔵様。表情もぐっとクールに見えます。
ペールイエロー地にペールブルーという組み合わせは、真実がクリアになっていくようなすっきりしたイメージ。
涼しげですね。

お地蔵様は赤い涎掛けが定番色な気もしますが、こちらは赤地に黄色の縁取りが入っていることで定番を脱するおしゃれなデザインとなっています。
また、お気づきでしょうか....

手にお持ちの地蔵グッズに可愛いチャームが。
宝泉寺ではお参りの方によりコーディネートされることもしばしばです。。

宝泉寺の六地蔵の中で一番小顔のお地蔵様です。近代的なスタイルを引き立たせるピンクの涎掛け。彩度高めの色使いで甘くなりすぎず、存在感のあるデザイン。
数珠のポシェット掛けもおしゃれです。

緑色ご担当のお地蔵様です。こちらの涎掛けは刺繡が見事。デザインバランスも素敵です。お参りの際はぜひお近くでご覧ください。

最後にご登場されるのは白色担当のお地蔵様。
そこに自由しかなく、すべての決定権が自分にある場合、人は困ったりするものです。
こちらの涎掛け、与えられた白いキャンバスは日本の伝統色を思わせる渋い色合いでデザインされております。おそらく、敵を作らない色使い。お地蔵様のお顔も、安らいでいるように見えます。

以上、本日の六地蔵でした。