薬師瑠璃光如来(本尊)

薬師瑠璃光如来

私たちのあらゆる病を取り除いてくれる仏様で、ここ宝泉寺のご主人様でもあります。
左手に薬壺(やっこ)を持っているのが特徴です。

弘法大師、興教大師

弘法大師
興教大師

真言宗の開祖である弘法大師空海上人と、中興の祖と呼ばれる興教大師覚鑁(かくばん)さんです。
真言宗の寺院ではご本尊の隣にこの両大師が並べられます。

閻魔大王、地蔵菩薩、奪衣婆

閻魔大王 地蔵菩薩 奪衣婆

中心には世にも恐ろしいお顔をされた閻魔様、向かって右手にお地蔵様、左手には脱衣婆が鎮座ましましています。
閻魔様はこの世で初めて死んだ伝説の人間「ヤマ」が起源とされ、あの世を司る王様の一人です。
お地蔵様は現世だけでなく、地獄を含めたあの世において衆生を導き救う仏様。
また脱衣婆は三途の川を渡る前の亡者から衣服をはぎ、生前の罪業を計ることを生業とする冥界入り口の番人です。
つまりこの3体の仏様で私たちの死後の世界を象徴していると伝えられています。

薬師瑠璃光如来、弘法大師(石仏)

昭和58年、空海上人1150年ご遠忌を記念して開眼されました。
宝泉寺大師堂のご本尊であり、また新四国奥多摩八十八ヶ所50番札所を担う仏様として、四国八十八ヶ所の50番札所である愛媛県の繁多寺のご本尊と対応しています

大日如来

大日如来

真言宗では様々な仏様を信仰しますが、その全ては大日如来様が姿を変えたものと伝えられています。
真理そのものである仏のなかの仏。
宝泉寺では最も新しい仏様で、納骨堂を守護するご本尊としてお檀家さんのご遺骨を見守っています。

釈迦如来(誕生仏)

天上天下唯我独尊

お釈迦様の誕生を祝う花まつりのご本尊となります。
お釈迦様は生まれてすぐ右手で天を左手で地を指し七歩あるかれたと伝えられ、誕生仏はその姿を表しています。

六地蔵

六地蔵

お地蔵様は、この私たちの住む世界だけでなく、
1.天 2.人間 3.修羅 4.餓鬼 5.畜生 6.地獄
という人間界を含め六つの世界において衆生を救ってくれる仏様として信仰を集めてきました。
お地蔵様がしばしば六体ワンセットで祀られるのはそのためです。